■開かれた中東へのドア
本日、オマーン大使館でスピーチ。
2月に開催されるオマーン政府主催のイベントで、現地で基調講演をさせて頂くことになったのだが、今日はそのツアーの日本人向けの説明会だった。
それが数日前に、急遽、今日の説明会でも、スピーカーとして挨拶してもらえないかと連絡が入った。
このイベントのオーガナイザーSuadさんのたっての頼みとあって、喜んでお引き受けすることにした。
でも依頼文にあったタイトルを見てびっくり。
■なぜオマーンか?
「今、なぜオマーンか?」
いやいや、いくらトークが生業と言っても、まだ行ったこともない国を解説するのは難しい。
オマーンの専門家でもないし、そもそもまだオマーン、行ったこともないんですけど・・・笑。
で、今日来て見たら「私がオマーンを選んだ理由」に変わっていた。
ありがとう、これなら話しやすい♪
なんで今回僕も行こうかと思った理由を、自分視点で適当に話せばいいだろう。
■実際に着いてみると
でも式次第を見て、適当に話すのはよそうと思った。
オマーン大使のスピーチ、オマーン政府関係者のスピーチに引き続いての僕のスピーチだった。
しかもスピーチはこの三人だけ。
会場は大使館のメインホール。
床から壁まで大理石でピッカピカだった。
わかりやすくいうと、ガチだった。
これはそれなりに話さないと、日本人、大したことないじゃんとなりかねない。
オマーンあたりで、
「ジャパン、サッカーも大したことないけど、スピーチもダメダメね」
なんてうわさになったら日本人の名折れだ。
速攻でネタを考えた。
大使のスピーチには品があった。なんか官僚というより、王族という感じ。
さすがはオマーン。
政府関係者のスピーチもアラビア民族衣装でかっこよかった。
■アクティブラーニングを使って・・・
じゃあ仕方ない。僕もアクティブラーニングスタイルでいくしかない。
ただのスピーチをやめて、会場全員参加型の対話型アクティブラーニングにさせて頂いた。
当然、大使にも参加して頂いた。
英語と日本語を交えで、ほぼアドリブなのでそんなにグレードの高いものではなかったけど、こういうのは大体、練りすぎるより、アドリブくらいの方がうまく行く。
終わった後、日本人はもちろん、複数のオマーン人から面白かったと言ってもらえた。
よし、これでオマーンでも生きていけると思った・笑。
■オマーンに一緒に行きませんか?!
さて、というわけで、来年の2月23日から3月2日まで、オマーンツアーが実施される。
日本・オマーンの国交45周年記念の政府主催イベントだ。
実際、僕はこの人生初のオマーン行きにちょっとワクワクしている。
初めて行く国はどこだって面白いが、今回は、中東のオマーンである。
なかなか行く機会はない。
そんなところに行きませんかと言われたら、僕は行っとこうじゃないかと思うタイプだ。
僕は以前アメリカに住んでいた、
それだけで今、僕の人生の選択肢は普通の日本人の何倍にも広がっている。
今度は中東だ。
世界中で一番話されているのは中国語。次は英語だ。
その次はアラビア語なのだ。
しかも日本人はまだまだイスラム圏に馴染みがない。
今行けば、日本人のメリットが独占的に行使できるというものだ。
日本食もこれからだという。
「オマーン人はとても日本人に似ているところがあります。是非、楽しみにいらしてください。」
オマーン人は謙虚なんだそうだ。あれこれと自慢したり、人を引っ掻き回すようなことはしない。
僕は偉そうなやつより、謙虚な人の方が好きだ。
それならなおさらオマーンに興味が湧いて来た。
別にビジネスにまですぐにつながらなくてもいいと思う。
自分の人生に、今までと違うドアをつけるために、僕はオマーンに行くつもりだ。
■今回は格安で!
あ、そうそう!
このツアー、なんとSuadさん、オマーン政府関係機関の頑張りで、HISの特別ツアーとして、8日間19万でいけるということになった。これは安い!
興味のある人は是非、参加してみてほしい。
一緒に行きましょう。
来年は、オマーン以外にも、シンガポールツアーを実施する予定。
それ以外にもう一つ、ハーバードなんかに行ってもいいなと思う。
決まり次第報告しますから、是非、皆さん、一緒に人生の新しい扉を開きませんか?