■最高の料理に舌鼓
Chief Bobby Krishnan, Takuma Seki and George Ong made a special dinner just for us.
I feel I have now my lifetime friends here in Sentosa.
Thank you Bobby, Sekisan and George.
シャングリラ、セントーサの総料理長、ボビーさんが僕らをディナーに招いてくれた。
日本にいらした時に、お世話をしたのだが、そのことをとても嬉しく思って頂いたようで、
今回、世界大会が終わった後に、わざわざそのお礼がしたいと僕らを招いてくださった。
なんと、シャングリラの日本料理を支える我らが堰さん、
そして昨年の世界大会で優勝料理を作ったGeorgeさんまでが加わって、
僕らだけのために素晴らしい料理を作ってくれた。
シェフの地元であるマレーシアの料理、シェフの先祖の国、インド料理、
そしてシンガポールの料理等々、
次から次へといろんなアジアの料理が運ばれてきた。
なんというホスピタリティー、なんという贅沢!
実際、とても美味しかった。
なんといっても、世界の料理大会で数々の賞を取ってきた総料理長なのだから、美味しくないはずはない。
■世界レベルの料理人は、素晴らしいアクティブラーナー
「私は料理を学んだことはありません。
誰かのレシピを真似たこともありません。
全部自分で学びました。
そもそも、レシピをもらっても同じものはできません。レシピといものほんの上っ面で、その奥に本当の料理があるのです。」
素晴らしいアクティブラーナーだった。
ヒンドウーなので、牛肉は食べないと言う。
でも、ヨーロッパの料理では、牛肉料理で賞を取ったと言うから驚いた。
その料理を頂いたのだが、実に美味しかった。
「どうやって味見をするかって?指でわかるんです。指で塩加減がこのくらいとわかるです」
すごい・・・。
■彼らの想いがプロジェクトの原動力へ
「羽根さん、あなたは私の生涯の友達です。
日本はずっと僕の憧れの国だった。
その国であんなに良くしてくださったことは、私に取って特別なことなのです。
宝物プロジェクトは、いつまでもお手伝いします。
全面的に協力しますので、よろしくお願いします。」
なんと言うありがたいお言葉・・・。
ここまで言われると、逆に彼らのために何ができるかを考えるのであった。
これがプロジェクトをうまく続けるコツだと思う。
自分のためではなく、相手のためにできることを尽くす。
これ以外に良いコラボレーションの方法を僕は知らない。
ボビーさん、堰さん、ジョージさん、本当にありがとうございます。皆さんとなら素晴らしいことがこれからも続けていけそうです。