■バンコクに来た理由
バンコクに到着。WAOJEの皆様のホスピタリティでしっかりとお迎えがあった。こういうのがきちんとあると、僕らはとっても気分良く講演に集中することができる。ロジスティックってとっても大切。
今回は、宝物関連の視察&WAOJE(旧和僑会)の世界大会のファシリテーターてして参加するためバンコクにやって来た。
講演ではなく、ファシリテーターとしての参加というのが嬉しいではないか。この頃、この仕事のご依頼が急増している。
今回の世界大会も、タイのWAOJE会長の長谷川さんが僕のNEXGENのファシリテーションを見てくださって、今回はファシリテーションタイムをイベント全体に大規模に入れて欲しいというご依頼を頂いた。
■新たな交流の形
これまでのイベントはただ講演者の話を聞くだけだった。多くの人にとってはそれが普通である。
交流のある異業種交流といっても、ただ会場に放り出されて、好きに名刺交換してくれというアナログな交流がほとんど。
WAOJEがやろうとしているのは、ただ講演者としての話を聞くだけではなく、その話しを素材に、参加者が主体的に話し合う場を提供しようとするのだ。
つまりは、参加者に「アクティブラーニング(=能動学習)」の時間を与えるということだ。
優れた話者の話を聞いても、次々にいろんな話をただ受身的に聞いても、咀嚼できないままに終わってしまう可能性がある。
そこで、講演者の話を受け取り、自分はどう考えるのか、今後どうしたいのかを隣の人、周辺の人とアウトプットし合う場を設ける。
この時、型にはめ過ぎてもダメ、はめなさ過ぎてもダメ。
それこそ、ファシリテーションの技術が重要になる。
これまで、いろんな会場でこの種のファシリテーションをやって来たが、今回はアジアで活躍する起業家の集まりであるWAOJEの大会ということで大いに盛り上げることが期待される。
だって、日本を出てアジアで活躍している人たちだ。能動的すぎるような人たちなので、隣の人との会話で大いに刺激を与えあえるはずだ。
さらには、世界大会ということで、講演者も素晴らしい。元LINE CEO、現C-Channel CEOの森川さん、伝え方が9割の佐々木さん、さらには今や時の人になりつつある、物言う絵本作家、西野さん。話し合う素材としては最高級のネタばかりだ。
ほんとは、僕なんかのファシリがなくても盛り上がるはずなんだけど、アクティブラーニングが入ることで、さらに面白くなったと言って頂けるように、しっかりと盛り上げていきたい。
ということで、9月4日月曜日、時間のある人は今からでも遅くないのでバンコクに飛んでくることを心からお勧めする。