■休み方を考える
さて、新しい働き方をお伝えするためには、働いていない時、つまりは「休み方」について考えることも大切なポイントだと思うのです。
というわけで今日はオフ♪
今回のツアーで、何も予定を入れないという予定を入れた日です。そう、日本人は働きすぎです。
観光地に来ても次から次へ予定を入れたがる人、いますよね。
そういう忙しい旅行も楽しいけど、この頃、なーんにも予定を入れない、ただただ時間の過ぎさるままに体を休め、心を休めるって旅も好きになってきました。
そういう時間、時に必要だと思うんですよ。
カンクンはそういうことをするのにとってもぴったりの場所なんです。
というわけで、新しい働き方を考えるために、まずは僕の考える「休み方」についてご紹介させてください。
カンクンでの僕の「休み方」をさっとご紹介してみたいと思います。
朝日がビーチサイドから登ってきます。
ゆっくり寝てからの朝ごはん♪目覚ましもほぼかけないっていう起き方がいい! うちのスタッフとも、「起きたら連絡しあう」っていうゆるーい起き方をします。
おいしいビュッフェの朝食、美しい海での海水浴、絶品のパスタにスープ。
そして内海、ラグーンに落ちる夕日は格別でした。
夕日を眺めながら、二つのことを自分はやっています。 一つは、思索。 ああ、今年も終わろうとしている。
今年はどんな年だったんだろうかと・・・。
来年はおそらくこれとこれがこうつながって・・・。だからこんな風な行動をしたいなと・・・。
頭の中に湧き上がる思索が、実は休みあけの自分の行動に大きな影響を与える、ということを僕は知っています。 しかし、ある程度、思索すると、僕は再び、美しい夕暮れに心と体を委ねます。
■雄大な自然のなかで
まあ、そんなことを計画しても所詮、いろんなハプニングは起こるもの。何百年、何千年と繰り返してきたこの自然の営みに比べれば、自分の欲望なんて、いかに小さなものか・・・。 そんな小さなものに縛られずに、ただ目をつぶって、この人生を享受してみようじゃないか?目の前にある大自然、これを享受できるだけで幸せじゃないかと、心の上にのしかかる鎧を取り外してみるのです。 すると、自然に笑ってしまいます。 なんと自分がちっぽけで、どうあがいたってこの大自然には勝てないということがわかってくるからです。 それでいいやって思えるようになってくるんです。 心からそんな風に思えた時、自分がこれからやりたいこと、そして同時にそんな思い何て、小さなことにしか過ぎないというある種のエネルギーが、陰陽のマークのように、両者がかさなりあっていき、やがて、ちびくろさんぼの虎とバターのように溶け合っていくのです。 そうすると、本当に良い休みになって、自分の明日からの生活がとても豊かになっていきます。 この相反することが、反発しあうのではなく、パラレルかつ、しっかりとつながりあっている。 だから僕にとっては、休みと仕事は密接な関係があるものなのです。 もうすぐ、お正月。皆さんはどんなお休みを過ごされますか?