■メインの仕事
始発ののぞみで関西に向かう。
今日は関西の会社で企業研修。地方創生系の投稿ばかりしているのでそう見えないかもしれないが、アクティブラーニング社が一番メインでやっているのは、企業研修と企業コンサルティング。もともと育成がメインの支援事業だったんだけど、最近、採用の相談も多い。
多くの企業では、採用と育成が別のチームで行っているが、本来、それらは、両輪になっていなければならない。
今日行く会社も両方ともお手伝いしている。 「羽根さんとこいれてから、売り上げが上がってるんですよ。だからやめられなくてね。」 と笑いながらおっしゃるのは人事担当者。 必ずしも売り上げとの連動だけが求められるわけではないが、何がしかの成果を出さなければせっかくやらせてもらう意味がない。
研修の成果を出すためにいい方法は、すでに会社の中で動いている「潮の流れ」をしっかりと利用することが大切だ。 外ものが偉そうに乗り込んで行って、ああだこうだと勝手なことを言っても会社を変えられるものではない。
「潮目」を読むことが大切だ。外から見ていても潮目はわからない。潮は海の中で動いている。こちらの潮とこちらの潮がぶつかり合っているだとか、社長がこんな大きな潮の流れを新たに作ったんだとか・・・。 潮目がわかってくると、皆がその流れに沿って流されているので、全体を動かしやすくなる。
人を動かす立場として、無駄なエネルギーを使わなくても済む。むしろこちらが想定していた以上のエネルギーさえ、手に入れることができる。
潮目がわかってくると、今度は「北極星」の発見が重要になってくる。 皆、部署ごとにバラバラの者を見ている。同じ部署でも、立場が違えば皆、みんなバラバラである。
それらの人を動かすためには、共通の目標である「北極星」を見つけることが重要だ。 管理職とプレーヤー。見えているものは違えど同じ船に乗っている。ならば、共通の目標は必ずどこかにあるはずだ。それが、なんちゃって系のお題目ではなく、心底、共感できるものに育てあげていく。
北極星が見つかれば、次は、その中で働いている社員さんを、いかに能動的な課題解決者にしていけるか。これはこの三つの中で最も重要だ。最後はこれに尽きる。
最後は、「人」なのだ。
1.「潮目を読む」 2.「北極星を見つける」 3.「能動性を喚起する」 この三つが揃った時、僕らは本当の会社支援を実行できるようになる。
おっ?ブログを書いてしまった・・・笑。 ここなら本を書けそうだ・笑。 こんなに朝早いのに、一本、ブログを書けたのは、始発ののぞみが空いていたからだと思う。
隣に座っているうちのスタッフが、このみという名前であるのも関係あるかもしれない。 いや、ないと思う・笑
というわけで、企業研修や企業コンサルティングも色々頑張っておりますので。これ系のことでご何か質問があればコメント欄にどうぞ。困ってること。うまくいってることの共有なんかもいいですね。 僕らもできる範囲でお応えします。