■デジタル世代の実力
先日、大阪でプレゼンテーションを教えるセミナーを実施。
対象は高校生。
その地域の高校から選抜された学生が参加した。
彼らはもうすぐ中学生の前でプレゼンをするらしい。
高校がその学校に興味を持った中学生に学校紹介をする「進路フェア」。
最近こうした場で先生が話すのではなく、その学校に通う学生に説明してもらうという事例が増えている。
確かに自分よりずーっと年齢がうえの先生から話を聞くより、年の近いお兄さん、お姉さんに話を聞いたほうが当然楽しいし、イメージしやすいだろう。
良い取り組みだ。
アウトプット先が決まっているから学生も真剣。
早速練習開始。
するとどうだろう・・結構上手なのだ!
ハキハキと表情豊かに伝えていく様は、もしかして下手な大人より上手いかもしれない・・
実は先週子供向けの夏季キャンプを実施したが、そのときにも同じ感覚を持った。
5日間に学んだ内容を学生にプレゼンしてもらうのだが、そのパワポ資料を
中学生の男子学生がササッと作ってしまった。
それが結構よかった。
相手に伝わる見せ方をよくわかっている。
デジタルネイティブ世代である彼らは、動画や写真を始めとしたコンテンツに日々触れている。
見ようと思えばTEDだって、ハーバードの授業だって見れる。
優良コンテンツに触れることで、より良い伝え方を肌感覚で学んでいるのかもしれない。
時代は変わりつつある。
にっぽんの未来は明るいかもと思った1日でした。