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羽根拓也

ハーバード大生は頭がいいだけではない


ハーバード大からのインターン生、ブライアン君。双子なんだけど、なんと兄弟そろってハーバード大に入学。そして相談したわけではないのに、兄弟いっしょに日本にインターンシップに来ることになった。どちらも偶然、教育関係の会社で働くことになった。さらには、なーんと、全国どこで働くかわからないのに、ふたをあけてみると、片方が働いている駅に、もう片方が住むことになった。歩いてわずは300メートルの距離。全部偶然だという。

いっしょにいると同じタイミングで笑うので、見てると面白い。

「じゃあ好きな女の子もいっしょにならないの?」

と聞くと、それはならないという。

「え?なんで?なってもどうせ似てるんだからシェアリングとかできそうじゃん!エコシステムだよ。」

と冗談をいったら、

「それはない。そんなことはするべきでない。」

と結構まじめに応える。

そう、二人ともとってもまじめ。

ここ、面白いところなんだけど、欧米のとっても優秀な学生って、何か、自分はリーダーになるべき人材だと思ってるからなのか、こういうとき、「だよねー、女の子とっかえちゃおっかー」とかってのってこない。

よく日本にやってきた留学生に、日本流の下ネタをかましているおっさんとかがいるが、実は後ろでけっこう軽蔑されてたりする。

(いや、僕のことじゃないですよ・・・笑。)

で、ブライアン君、ハーバード大でいろんな課外活動をやっている。

米大学の優秀な学生は、大概、課外活動をやっている。それも遊サーとかではない。がっつりやっている。彼は、100名を超えるハーバードの起業家クラブの幹部、そしてあのクリムゾン(ハーバードの大学情報メディア・閲覧数、月間約250万)のWEBページを作ったりしている。

そして何よりすごいのが、あのハーバードのボート部に属しているということ。

マークサッカーバーグのハーバード大時代を描いた映画「Social Network」。この映画を見た方は、マークをとりこもうとした体育会系のボード部部員がでてきたのを覚えているだろうか。ライアンはまさにそのボート部に入っている。

ハーバードの授業はめちゃくちゃ厳しい。全世界から集まった優秀層の中で戦うので、本当に大変なんだけど、それと戦いながら、超ハードなトレーニングを毎日やっているのだ。朝4時起きをして、朝から数時間、超ハードなボート部の練習に耐え抜く。そしてそのまま大学の授業を受ける。

✳︎ちなみにSocial Networkののボート部の映像は実際のボート部の部室で撮影されたそうです。

で、そのストイックさは日本に来てからも続いており、毎日毎日ハードトレーニングをやっている。インターンを終えて帰って来ると、もくもくと肉体トレーニングを行っている。食事も糖質をとらないため、ライスを食べない。

この前は、オフィスに上がってくるとき、わざわざ40階まで階段をあがってきた。どんだけストイックやねんと笑ってしまったが、本人はいたって真面目。

「いいトレーニングになると思ったんだ。」

それでいて、きちんと掃除も手伝いし、雑務も厭わずやってくれる。

理想的すぎて笑ってしまう。あえてダメなところを探すと、笑い方に品がないことぐらいか・・・。でもそんなことどうでもいいやって思ってしまう。

そういう優秀な学生が世界ランクではいるのだ。

そういう学生にもっと日本人の学生はあって、自分のレベルを見つめ直して欲しいと思っている。

将来、彼らはこういう連中と戦うことになるのだから・・・。

いやいや、若い人のことゆうてられへんわ。 僕もまけてられへん!

体や!体つくらな!披露宴までにやせるんや・笑!

最後に、ハーバード大のボート部がどんなトレーニングを行っているか動画でご覧になっていただきたい(文末参照)。

ちょっと惚れてしまうと思う・・・・笑。

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●必見!ハーバード大・ボート部の映像

●Social Networkのボート部シーン

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